役立つ豆知識
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入居までの流れ
ご入居予定の方の状況や、先方(入居予定施設)の状況により明確には言えませんが、いざ施設探しを始めてからご入居まで、一般的には、1.5~2か月程度はかかると思われます。
ご入居される方が生活される場ですので、後悔しないためにも施設見学や体験入居など着実にステップを踏んで契約されることをお薦めいたします。
1お問合せ(資料のご請求)
未来ケアナビにて、各種条件(介護度、認知症の有無・費用・立地など)から施設をピックアップ、まずは、資料請求をしてください。「口コミ」や「ランキング」も是非ご活用ください。
よさそうな施設をみつけたら、同時に施設見学のお申し込みも可能ですのでご活用ください。
2施設見学(ご予約)
資料が届きましたら、比較検討してください。100%要望を満たしてくれる施設を見つけることはなかなか難しいものです。ある程度の条件がクリアされていれば施設見学の予約をしてください。
※見学時には、スタッフが対応してくれますが、スタッフ自身お仕事があるので日程調整が必要になると思われます。
3施設見学
実際に目で見、話を聞いて初めてわかることも多々あると思われます。
あらかじめ、ポイントを整理して見学されるのがよいでしょう。
例えば、入居者の様子(表情)・スタッフ・立地・環境・設備・食事などは重要な項目かもしれません。
4申込(仮)
気にいった施設がみつかれば、お申込み(仮押さえ)をしましょう。
(施設により仮押さえの条件がことなりますので必ず確認して下さい。)
5面談・審査等
施設側も、利用者の情報は事前に知っておきたいので、ご家族(場合によっては担当のケアマネジャー同席のもと)面談があります。
また、面談を踏まえ施設内にて審査(主に利用者の身体状況と金銭面)があります。
6必要書類の準備
この段階までくれば、入居される側もいろんな準備が必要となってきます。
そんな中、忘れてならないのは各種書類の準備です。時間のかかるものもありますので、早めに準備にとりかかりましょう(下記、ご参考までに)。
《契約に際し一般的に必要なもの》
- 住民票
- 健康診断書(取得に2~4週間程度かかる場合もあります。)
- 印鑑証明
- 連帯保証人/身元引受人
- 診療情報提供書(医師が他の医師に患者を紹介する際に発行する書類)
- 看護サマリーなど(入院されていた方)
※施設により必要物は異なります。
7体験入居
実際見学してみて、気になった施設がありましたら、「体験入居」してみましょう。
見学だけでは気づかない新たな発見がたくさんあると思われます。
また、問題なければそのままご契約といった可能性もあります。
※体験入居に当たり、施設より「健康診断書」の提出を求められます。
発行までに数週間かかることもありますので、早めの準備が必要です。
8ご契約
入居一時金、月額費用、その他備品代(介護用品)・消耗品代(おむつなど)等しっかりと確認してください。決して金額的に小さいものではないので、契約書等もしっかりお読みになり、遠慮せずに納得いくまで質問してください。また、重要事項説明書についても同様、疑問を残さないようにしてください。
《重要事項説明書に記載されている内容》
事業主体 | 概要老人ホームを経営する会社の名称、所在地、連絡先など |
---|---|
施設 | 事業諸概要:施設名称、所在地、開設年月日、建物概要など |
職員体制 |
スタッフの人数や常勤・非常勤/専従・非専従などの勤務体系 スタッフの保有資格 スタッフの経験年数や退職者の状況 職種別に見たスタッフの人数や勤務形態 夜間の人員体制 |
サービス内容 |
協力医療機関 入居後の住み替え条件 入居者の状況 |
利用料金入居 |
一時金や解約時の返還金算定方法など 月額費用の内訳 |
9お引越し
「入居日」が確定しましたら、それに向けての引越し準備をします。
ご自身で準備しないといけないもの、施設であらかじめ準備されているものを把握してください。
引越し業者に依頼する場合は、そうしたやりとりも発生します。
10ご入居
新しい環境での、新しい生活の始まりです。